毎春恒例の「1997年次稲門会主催・お花見&春の宴」が、今年も4月4日(土)に開催されました。

当日は気温がやや低く花曇りの天候でしたが、懐かしい高田馬場ビックボックス前集合、そして戸山公園でのお花見。「4月にビックボックス前集合と聞くと、学生時代の新歓の時期を思い出してワクワクする」、「戸山公園は、どんな風に変わっているのかしらね」等、桜を愛でに向かう道すがら交わす会話も、大学時代にタイムスリップしたかのような楽しいひととき。理工学部構内を抜けて、戸山公園内箱根山を目指して、ゆっくりゆっくり、歩きました。箱根山は山手線内で一番標高の高い人造の山(丘)ですが、頂上までのぼれば、360度眼下に広がる薄ピンク色の世界。今が真っ盛りとばかりに咲き誇る桜の美しさに溜息すら漏れました。はらはらと舞う桜の花びらと共に記念撮影を終えた後は、同期が営む茶の湯「雪後軒」へ。
雪後軒の茶室や腰掛待合では、雪後軒の軒主と共にお花に精通した同期がこの日のために生けた桜があたたかく参加者を迎え、和の春の設いに、まさに心が和みました。花籠弁当と数々の日本酒、ワイン、スパークリングワイン、軒主点前による薄茶を頂くと、参加者それぞれの近況報告から大学時代の懐かしい話まで会話が弾み、楽しい春の宴は夜遅くまで続きました。
「同期会といっても知らない人ばかりかもしれない」、「少し関心はあるけれど、ひとりで申込をするのには勇気がいる」、そんな風に思っていらっしゃる方があるかもしれません。でも、たとえ初参加でも、ひとりでの申込でも、すぐに意気投合して旧知の仲のように楽しいひとときを過ごせるのが「1997年次稲門会」の特長です。気軽であたたかい雰囲気に、初参加の方のリピート参加率が非常に高いのが「1997年次稲門会」。是非一度、私たちの集いにいらっしゃいませんか?幹事一同、皆さまのお越しを心よりお待ち申し上げております。
